シンザン記念2026(GIII)は、サンダーストラックが1着。2着サウンドムーブ、3着アルトラムスまでの1〜3着が0.2秒差という接戦でした。
展開はH(ややハイ)の流れで、中盤で追走して脚を残す追走力と、ラストまで大きく落とさない持続力が問われた一戦です。
「どんなレースだった?」を、ラップ分析や脚質・上り・人気の傾向、各馬の好走/敗因のポイントから要点を整理していきます。
- 開催:2026年1月12日(月) 京都11R(発走15:45)
- レース:第60回日刊スポーツ賞シンザン記念(GIII)
- コース:芝1600m(右外)
- 条件:3歳オープン/馬齢
- 馬場:良
- 天候:晴
- 頭数:16頭
先に映像で全体像を確認してから読み進めたい方は、下のレース映像をご覧ください。
同じ月の重賞もサクッと振り返りたい方は、こちらからどうぞ。
レース結果(着順一覧)
下の表では、JRAの公式結果(着順・時計など)に加えて、脚質(逃/先/差/追)・上り(S〜D)・人気(本/対/相/穴/大穴)といった見やすくするための分類もまとめています。
まずは気になる1頭をサクッと確認してから、次のセクションへどうぞ。
| 着順 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 斤量 | 時計 | 秒差 | 脚質 | 上り 3F | 上り 分類 | 人気 分類 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | サンダーストラック | T.ハマーハンセン | 57.0 | 1:33.4 | 0.0 | 先 | 34.4 | A | 相 |
| 2 | 8 | 16 | サウンドムーブ | 団野 大成 | 57.0 | 1:33.5 | 0.1 | 差 | 34.3 | A | 対 |
| 3 | 1 | 1 | アルトラムス | 岩田 望来 | 57.0 | 1:33.6 | 0.2 | 追 | 34.1 | A | 対 |
| 4 | 6 | 11 | バルセシート | 北村 友一 | 57.0 | 1:33.7 | 0.3 | 追 | 34.0 | S | 本 |
| 5 | 7 | 13 | モノポリオ | C.ルメール | 57.0 | 1:34.1 | 0.7 | 先 | 35.1 | B | 本 |
| 6 | 5 | 9 | エイズルブルーム | 池添 謙一 | 55.0 | 1:34.3 | 0.9 | 追 | 34.4 | A | 大穴 |
| 7 | 6 | 12 | フォルナックス | 西村 淳也 | 55.0 | 1:34.3 | 0.9 | 差 | 35.1 | B | 対 |
| 8 | 5 | 10 | ファニーバニー | 鮫島 克駿 | 55.0 | 1:34.3 | 0.9 | 逃 | 36.0 | C | 大穴 |
| 9 | 2 | 4 | ディアダイヤモンド | 武 豊 | 55.0 | 1:34.3 | 0.9 | 差 | 35.0 | B | 対 |
| 10 | 1 | 2 | リアライズブラーヴ | 松山 弘平 | 57.0 | 1:34.4 | 1.0 | 追 | 34.8 | B | 相 |
| 11 | 4 | 7 | カクウチ | 藤岡 佑介 | 57.0 | 1:34.5 | 1.1 | 先 | 35.7 | C | 大穴 |
| 12 | 4 | 8 | トミーバローズ | 坂井 瑠星 | 57.0 | 1:34.6 | 1.2 | 追 | 35.1 | B | 相 |
| 13 | 8 | 15 | クールデイトナ | 吉村 誠之助 | 57.0 | 1:34.9 | 1.5 | 差 | 35.8 | C | 相 |
| 14 | 7 | 14 | プレダトゥール | 亀田 温心 | 57.0 | 1:35.1 | 1.7 | 差 | 36.0 | C | 大穴 |
| 15 | 3 | 5 | フレイムスター | 高杉 吏麒 | 57.0 | 1:35.4 | 2.0 | 先 | 36.7 | C | 大穴 |
| 16 | 3 | 6 | ルートサーティーン | 岩田 康誠 | 57.0 | 1:36.1 | 2.7 | 先 | 37.4 | D | 対 |
※レース結果:第60回日刊スポーツ賞シンザン記念(出典:JRA公式サイト)
展開・ラップ分析
まずはレース全体の展開・ラップを確認して、「どんなレースだった?」を具体的にイメージします。
ラップの全体像・区間ラップ・このレースで求められた力の順で見ていきます。
ラップの全体像(前半/後半・ペース判定)
シンザン記念2026は芝1600m(8F)なので、前半4F/後半4Fを比べて全体のペース感をつかみます。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 前半4F | 46.4(11.60) |
| 後半4F | 47.0(11.75) |
| 差(前半−後半) | -0.6 |
| ペース | H(ややハイ) |
| 上り3F | 35.1(11.70) |
前半4F(46.4)のほうが後半4F(47.0)より速く、差(前半−後半)は-0.6秒。ペースはH(ややハイ)です。
上り3F(平均11.70)は後半4F(平均11.75)より0.05秒速く、ラスト3Fがわずかに速い構成です。
区間ラップ(1Fごと)
ラップの全体像でつかんだペース感を踏まえて、区間ラップからレースの緩急(どこで加速・減速したか)を確認します。
| 区間 (F) | ラップ (秒) | 前区間差 (秒) | コースメモ |
|---|---|---|---|
| 1F | 12.4 | — | スタート |
| 2F | 10.9 | −1.5 | 向正面 |
| 3F | 11.2 | +0.3 | 向正面 |
| 4F | 11.9 | +0.7 | 向正面 |
| 5F | 11.9 | ±0.0 | 3角 |
| 6F | 12.1 | +0.2 | 4角 |
| 7F | 11.5 | −0.6 | 直線入口 |
| 8F | 11.5 | ±0.0 | 直線 |
※ラップ(秒)は最速=赤字/最遅=青字
※前区間差(秒)は変化が目立つ区間を強調(加速=赤字/減速=青字)
序盤の影響が大きい1〜2Fを除いた3F〜8Fのラップに絞ると、その中で最速は3Fの11.2秒、最遅は6Fの12.1秒です。
序盤は2Fで一度ラップが速くなったあと、向正面(3〜4F)で緩みが2区間続き、いったんペースが落ち着きます。
後半は4角(6F)でさらに緩んでから直線入口(7F)で加速し、7〜8Fは11.5秒を並べて、ゴールまでラップを大きく落とさない持続型の構成です。
※コース図:京都競馬場 コース紹介(出典:JRA公式サイト)
このレースで求められた力
ここまでのラップの全体像・区間ラップをもとに、シンザン記念2026で目立ったポイントを振り返ります。
- 前半が後半より速く、H(ややハイ)の流れ
- 向正面(3〜4F)でいったん緩む
- 4角(6F)でさらに緩んでから加速し、ラストまで大きく落とさずに持続
これらを踏まえて、このレースで重要だった能力(重要度)を★で評価します。
| 項目 | 重要度 | 意味 |
|---|---|---|
| 先行力 | 序盤で好位置を確保できるか | |
| 追走力 | 中盤で緩まず追走し、脚を残せるか | |
| 持続力 | 終盤まで脚を長く使い続けられるか | |
| 加速力 | 仕掛けに反応してスッと加速できるか | |
| 決め手 | ラストで一気に抜ける脚があるか |
レース傾向(脚質・上り・人気)
次に、馬の視点からレース傾向(脚質・上り・人気)を確認して、「どんなレースだった?」のイメージをさらに深めます。
脚質・上り・人気の順で見ていきます。
脚質の傾向
3角の通過順位をもとに、各馬の位置取りを逃/先/差/追の4分類で整理します。
| 分類 | 頭数 | 該当馬 |
|---|---|---|
| 逃 | 1 | (10)ファニーバニー:8着 |
| 先 | 5 | (3)サンダーストラック:1着 (13)モノポリオ:5着 (7)カクウチ:11着 (5)フレイムスター:15着 (6)ルートサーティーン:16着 |
| 差 | 5 | (16)サウンドムーブ:2着 (12)フォルナックス:7着 (4)ディアダイヤモンド:9着 (15)クールデイトナ:13着 (14)プレダトゥール:14着 |
| 追 | 5 | (1)アルトラムス:3着 (11)バルセシート:4着 (9)エイズルブルーム:6着 (2)リアライズブラーヴ:10着 (8)トミーバローズ:12着 |
1着は先行(先)、2〜3着は差し(差)・追込(追)で、上位は脚質が分散しました。
4着は追込(追)、5着は先行(先)までで、極端な前残り・差し決着ではない結果となりました。
上りの傾向
上り3Fの時計をもとに、末脚の水準をS〜D(独自分類)の5段階で整理します。
| 分類 | 頭数 | 該当馬 |
|---|---|---|
| S | 1 | (11)バルセシート:4着 |
| A | 4 | (3)サンダーストラック:1着 (16)サウンドムーブ:2着 (1)アルトラムス:3着 (9)エイズルブルーム:6着 |
| B | 5 | (13)モノポリオ:5着 (12)フォルナックス:7着 (4)ディアダイヤモンド:9着 (2)リアライズブラーヴ:10着 (8)トミーバローズ:12着 |
| C | 5 | (10)ファニーバニー:8着 (7)カクウチ:11着 (15)クールデイトナ:13着 (14)プレダトゥール:14着 (5)フレイムスター:15着 |
| D | 1 | (6)ルートサーティーン:16着 |
1〜3着はAで、上り上位の末脚がそのまま結果に結びつく形でした。
上り最速のSは4着、Bは5着までで、上りが着順に結びつきやすい結果となりました。
人気の傾向
単勝・複勝オッズをもとに、人気を本/対/相/穴/大穴の5分類で整理します。
| 分類 | 頭数 | 該当馬 |
|---|---|---|
| 本 | 2 | (11)バルセシート:4着 (13)モノポリオ:5着 |
| 対 | 5 | (16)サウンドムーブ:2着 (1)アルトラムス:3着 (12)フォルナックス:7着 (4)ディアダイヤモンド:9着 (6)ルートサーティーン:16着 |
| 相 | 4 | (3)サンダーストラック:1着 (2)リアライズブラーヴ:10着 (8)トミーバローズ:12着 (15)クールデイトナ:13着 |
| 穴 | 0 | — |
| 大穴 | 5 | (9)エイズルブルーム:6着 (10)ファニーバニー:8着 (7)カクウチ:11着 (14)プレダトゥール:14着 (5)フレイムスター:15着 |
1〜3着は対〜相で、上位人気寄りの決着でした。
ただし1着は相で、「上位人気+相手に相」の組み立てがハマる形でした。
払戻金(100円)は、3連複:1万8730円、3連単:14万2040円(出典:JRA公式サイト)
上位入線馬メモ(1〜5着)
最後に、上位入線した1〜5着を中心にサクッと振り返り、「どんなレースだった?」のイメージを仕上げます。
6着以下は、もう一歩深掘りしたい方向けにまとめています。気になる方はあわせてチェックしてみてください。
サンダーストラック(1着)
先行で上りA(34.4)。2着とは0.1差の1着。
前で運びつつ、上り上位で押し切った。
- 脚質:先
- 上り:A(34.4)
- 人気:相(単19.5/複4.6~6.4)
サウンドムーブ(2着)
差しで上りA(34.3)。1着とは0.1差の2着。
上り上位で着順上位に入り、馬券内に入った。
- 脚質:差
- 上り:A(34.3)
- 人気:対(単7.2/複2.4~3.2)
アルトラムス(3着)
追込で上りA(34.1)。1着とは0.2差の3着。
上り上位で着順上位に入り、馬券内に入った。
- 脚質:追
- 上り:A(34.1)
- 人気:対(単5.8/複2.0~2.7)
バルセシート(4着)
追込で上り最速S(34.0)。1着とは0.3差の4着。
上り最速も、馬券内にあと一歩届かなかった。
- 脚質:追
- 上り:S(34.0)
- 人気:本(単5.0/複1.8~2.3)
モノポリオ(5着)
先行で上りB(35.1)。1着とは0.7差の5着。
上り中位に終わり、馬券内にはあと一歩届かなかった。
- 脚質:先
- 上り:B(35.1)
- 人気:本(単4.7/複1.6~2.0)
エイズルブルーム(6着)
追込で上りA(34.4)。1着とは0.9差の6着。
上り上位でも着順上位にはならず、馬券内には届かなかった。
- 脚質:追
- 上り:A(34.4)
- 人気:大穴(単53.3/複8.0~11.3)
フォルナックス(7着)
差しで上りB(35.1)。1着とは0.9差の7着。
- 脚質:差
- 上り:B(35.1)
- 人気:対(単13.0/複3.4~4.7)
ファニーバニー(8着)
逃げで上りC(36.0)。1着とは0.9差の8着。
前で運ぶも、直線で失速し、馬券内には届かなかった。
- 脚質:逃
- 上り:C(36.0)
- 人気:大穴(単106.0/複13.5~19.3)
ディアダイヤモンド(9着)
差しで上りB(35.0)。1着とは0.9差の9着。
人気上位でも着順上位にはならず、馬券内には届かなかった。
- 脚質:差
- 上り:B(35.0)
- 人気:対(単8.3/複2.9~4.0)
リアライズブラーヴ(10着)
追込で上りB(34.8)。1着とは1.0差の10着。
- 脚質:追
- 上り:B(34.8)
- 人気:相(単24.1/複4.6~6.4)
カクウチ(11着)
先行で上りC(35.7)。1着とは1.1差の11着。
- 脚質:先
- 上り:C(35.7)
- 人気:大穴(単98.5/複14.8~21.1)
トミーバローズ(12着)
追込で上りB(35.1)。1着とは1.2差の12着。
- 脚質:追
- 上り:B(35.1)
- 人気:相(単20.0/複4.2~5.9)
クールデイトナ(13着)
差しで上りC(35.8)。1着とは1.5差の13着。
- 脚質:差
- 上り:C(35.8)
- 人気:相(単15.7/複3.7~5.2)
プレダトゥール(14着)
差しで上りC(36.0)。1着とは1.7差の14着。
- 脚質:差
- 上り:C(36.0)
- 人気:大穴(単193.8/複27.3~38.8)
フレイムスター(15着)
先行で上りC(36.7)。1着とは2.0差の15着。
- 脚質:先
- 上り:C(36.7)
- 人気:大穴(単67.6/複12.4~17.7)
ルートサーティーン(16着)
先行で上りD(37.4)。1着とは2.7差の16着。
人気上位でも着順上位にはならず、馬券内には届かなかった。
- 脚質:先
- 上り:D(37.4)
- 人気:対(単13.6/複3.4~4.6)
全頭結果まとめ(脚質・上り・人気)
全頭の結果を、脚質・上り・人気でサクッと見渡せるようにまとめました。
気になった馬を拾いながら、「どんなレースだった?」を最後にもう一度整理するヒントにしてみてください。
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 分類 | 脚質 | 逃 | 先 | 差 | 追 | 上り 分類 | S | A | B | C | D |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3 | 1 | アルトラムス | 対 | 追 | ● | A | ● | |||||||
| 10 | 2 | リアライズブラーヴ | 相 | 追 | ● | B | ● | |||||||
| 1 | 3 | サンダーストラック | 相 | 先 | ● | A | ● | |||||||
| 9 | 4 | ディアダイヤモンド | 対 | 差 | ● | B | ● | |||||||
| 15 | 5 | フレイムスター | 大穴 | 先 | ● | C | ● | |||||||
| 16 | 6 | ルートサーティーン | 対 | 先 | ● | D | ● | |||||||
| 11 | 7 | カクウチ | 大穴 | 先 | ● | C | ● | |||||||
| 12 | 8 | トミーバローズ | 相 | 追 | ● | B | ● | |||||||
| 6 | 9 | エイズルブルーム | 大穴 | 追 | ● | A | ● | |||||||
| 8 | 10 | ファニーバニー | 大穴 | 逃 | ● | C | ● | |||||||
| 4 | 11 | バルセシート | 本 | 追 | ● | S | ● | |||||||
| 7 | 12 | フォルナックス | 対 | 差 | ● | B | ● | |||||||
| 5 | 13 | モノポリオ | 本 | 先 | ● | B | ● | |||||||
| 14 | 14 | プレダトゥール | 大穴 | 差 | ● | C | ● | |||||||
| 13 | 15 | クールデイトナ | 相 | 差 | ● | C | ● | |||||||
| 2 | 16 | サウンドムーブ | 対 | 差 | ● | A | ● |
あわせて見たいレース
シンザン記念2026の内容を整理したら、他のレースもあわせて見ると、展開や傾向を比較しやすくなります。
レースによる違いを確認したい方は、下の回顧記事もあわせてご覧ください。
フェアリーステークス2026(GIII)
同じ週に行われた重賞なので、同時期の結果の出方を比較しやすいレースです。
上りの出方と上位人気がどこまで走ったかに注目すると、レースの色の違いがつかみやすくなります。
京都金杯2026(GIII)
前週に京都芝1600m(右外)で行われた重賞なので、舞台条件を揃えたまま比較しやすいレースです。
前半の入りと中盤の緩み方に注目すると、レースの色の違いがつかみやすくなります。






