根岸ステークス2026(GⅢ)は、ロードフォンスが1着。バトルクライ、ダノンフィーゴまでの1〜3着が0.2差という接戦でした。
展開はM(ミドル)の流れで、ラストまで大きく落とさない持続力と、ラストで一気に抜ける決め手が問われた一戦です。
「どんなレースだった?」を、ラップ分析や脚質・上り・人気の傾向、各馬の好走/敗因のポイントから要点を整理していきます。
- 開催:2026年2月1日(日) 東京11R(発走15:45)
- レース:第40回根岸ステークス(GIII)
- コース:ダ1400m(左)
- 条件:4歳以上オープン
- 馬場:良
- 天候:晴
- 頭数:16頭
先に映像で全体像を確認してから読み進めたい方は、下のレース映像をご覧ください。
レース結果(着順一覧)
下の表では、JRAの公式結果(着順・時計など)に加えて、脚質(逃/先/差/追)・上り(S〜D)・人気(本/対/相/穴/大穴)といった見やすくするための分類もまとめています。
まずは気になる1頭をサクッと確認してから、次のセクションへどうぞ。
| 着順 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | 脚質 | 上り 3F | 上り 分類 | 人気 分類 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 2 | ロードフォンス | 横山 和生 | 57.0 | 1:23.3 | 0.0 | 先 | 35.5 | A | 対 |
| 2 | 5 | 10 | バトルクライ | 原 優介 | 57.0 | 1:23.5 | 0.2 | 追 | 34.8 | S | 大穴 |
| 3 | 4 | 7 | ダノンフィーゴ | 菅原 明良 | 56.0 | 1:23.5 | 0.2 | 差 | 35.4 | A | 対 |
| 4 | 2 | 3 | オメガギネス | 岩田 康誠 | 57.0 | 1:23.7 | 0.4 | 差 | 35.6 | B | 対 |
| 5 | 6 | 12 | マピュース | 田辺 裕信 | 54.0 | 1:23.8 | 0.5 | 追 | 35.4 | A | 穴 |
| 6 | 5 | 9 | エンペラーワケア | 西村 淳也 | 57.0 | 1:23.8 | 0.5 | 先 | 36.2 | B | 本 |
| 7 | 1 | 1 | ウェイワードアクト | 戸崎 圭太 | 57.0 | 1:23.9 | 0.6 | 逃 | 36.4 | C | 本 |
| 8 | 3 | 5 | チカッパ | R.キング | 57.0 | 1:23.9 | 0.6 | 差 | 35.7 | B | 穴 |
| 9 | 4 | 8 | インユアパレス | 川田 将雅 | 57.0 | 1:24.0 | 0.7 | 先 | 36.2 | B | 本 |
| 10 | 8 | 15 | カクチサントノーレ | 横山 典弘 | 57.0 | 1:24.2 | 0.9 | 先 | 36.5 | C | 相 |
| 11 | 3 | 6 | マテンロウコマンド | 松山 弘平 | 57.0 | 1:24.2 | 0.9 | 先 | 36.7 | C | 相 |
| 12 | 8 | 16 | カクチフェブランシェ | C.ルメール | 55.0 | 1:24.4 | 1.1 | 先 | 36.5 | C | 穴 |
| 13 | 2 | 4 | アルファマム | 三浦 皇成 | 55.0 | 1:24.5 | 1.2 | 追 | 36.1 | B | 大穴 |
| 14 | 7 | 13 | メイショウカズサ | 武藤 雅 | 57.0 | 1:24.6 | 1.3 | 追 | 35.5 | A | 大穴 |
| 15 | 7 | 14 | カクチネオトキオ | 安藤 洋一 | 57.0 | 1:25.6 | 2.3 | 追 | 36.1 | B | 大穴 |
| 16 | 6 | 11 | ケイアイドリー | 杉原 誠人 | 57.0 | 1:25.8 | 2.5 | 差 | 37.8 | D | 大穴 |
※レース結果:第40回根岸ステークス(出典:JRA公式サイト)
展開・ラップ分析
まずはレース全体の展開・ラップを確認して、「どんなレースだった?」を具体的にイメージします。
ラップの全体像・区間ラップ・このレースで求められた力の順で見ていきます。
ラップの全体像(前半/後半・ペース判定)
根岸ステークス2026は1400m(7F)なので、前半3F/後半3Fを比べて全体のペース感をつかみます。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 前半3F | 35.5(11.83) |
| 後半3F | 35.8(11.93) |
| 差(前半−後半) | -0.3 |
| ペース | M(ミドル) |
前半3F(35.5秒)より後半3F(35.8秒)が遅く、差(前半−後半)は-0.3秒。ペースはM(ミドル)です。
区間ラップ(1Fごと)
ラップの全体像でつかんだペース感を踏まえて、区間ラップからレースの緩急(どこで加速・減速したか)を確認します。
| 区間 (F) | ラップ (秒) | 前区間差 (秒) | コースメモ |
|---|---|---|---|
| 1F | 12.5 | — | スタート |
| 2F | 11.2 | -1.3 | 向正面 |
| 3F | 11.8 | 0.6 | 向正面 |
| 4F | 12.0 | 0.2 | 3角 |
| 5F | 11.8 | -0.2 | 4角 |
| 6F | 11.7 | -0.1 | 直線 |
| 7F | 12.3 | 0.6 | 直線 |
※ラップ(秒)は最速=赤字/最遅=青字
※前区間差(秒)は変化が目立つ区間を強調(加速=赤字/減速=青字)
序盤の影響が大きい1〜2Fを除いた3F〜7Fのラップに絞ると、その中で最速は6Fの11.7秒、最遅は7Fの12.3秒です。
序盤は2Fで一度ラップが速くなったあと、4角へ向かうあたり(5〜6F)から加速し、6Fは11秒台まで入りました。
一方で、ラスト1F(7F)は12.3秒まで落ち、最後まで大きく落とさずに踏ん張る持続力が問われるラップになっています。
※コース図:東京競馬場 コース紹介(出典:JRA公式サイト)
このレースで求められた力
ここまでのラップの全体像・区間ラップをもとに、根岸ステークス2026で目立ったポイントを振り返ります。
- 前半と後半がほぼ同じ、M(ミドル)の流れ
- 4角~直線でやや加速
- ラスト1F(12.3秒)で減速する中でも、ラストまで大きく落とさずに持続
これらを踏まえて、このレースで重要だった能力(重要度)を★で評価します。
| 項目 | 重要度 | 意味 |
|---|---|---|
| 先行力 | 序盤で好位置を確保できるか | |
| 追走力 | 中盤で緩まず追走し、脚を残せるか | |
| 持続力 | 終盤まで脚を長く使い続けられるか | |
| 加速力 | 仕掛けに反応してスッと加速できるか | |
| 決め手 | ラストで一気に抜ける脚があるか |
レース傾向(脚質・上り・人気)
次に、馬の視点からレース傾向(脚質・上り・人気)を確認して、「どんなレースだった?」のイメージをさらに深めます。
脚質・上り・人気の順で見ていきます。
脚質の傾向
3角の通過順位をもとに、各馬の位置取りを逃/先/差/追の4分類で整理します。
| 脚質 | 頭数 | 該当馬(着順) |
|---|---|---|
| 逃 | 1 | (1)ウェイワードアクト:7着 |
| 先 | 6 | (2)ロードフォンス:1着 (9)エンペラーワケア:6着 (8)インユアパレス:9着 (15)カクチサントノーレ:10着 (6)マテンロウコマンド:11着 (16)カクチフェブランシェ:12着 |
| 差 | 4 | (7)ダノンフィーゴ:3着 (3)オメガギネス:4着 (5)チカッパ:8着 (11)ケイアイドリー:16着 |
| 追 | 5 | (10)バトルクライ:2着 (12)マピュース:5着 (4)アルファマム:13着 (13)メイショウカズサ:14着 (14)カクチネオトキオ:15着 |
1着は先行(先)、2着は追込(追)、3着は差し(差)で、前後から馬券内に届いた結果です。
4着も差し、5着は追込までで、逃げ切り(逃)は届きませんでした。
上りの傾向
上り3Fの時計をもとに、末脚の水準をS〜D(独自分類)の5段階で整理します。
| 上り分類 | 頭数 | 該当馬(着順) |
|---|---|---|
| S | 1 | (10)バトルクライ:2着 |
| A | 4 | (2)ロードフォンス:1着 (7)ダノンフィーゴ:3着 (12)マピュース:5着 (13)メイショウカズサ:14着 |
| B | 4 | (3)オメガギネス:4着 (9)エンペラーワケア:6着 (5)チカッパ:8着 (4)アルファマム:13着 |
| C | 6 | (1)ウェイワードアクト:7着 (8)インユアパレス:9着 (15)カクチサントノーレ:10着 (6)マテンロウコマンド:11着 (16)カクチフェブランシェ:12着 (14)カクチネオトキオ:15着 |
| D | 1 | (11)ケイアイドリー:16着 |
1〜3着はA〜Sで、上り上位がそのまま馬券内に入った結果です。
特にSは2着バトルクライで、上り最速(34.8)の末脚が光りました。
人気の傾向
単勝・複勝オッズをもとに、人気を本/対/相/穴/大穴の5分類で整理します。
| 人気分類 | 頭数 | 該当馬(着順) |
|---|---|---|
| 本 | 3 | (9)エンペラーワケア:6着 (1)ウェイワードアクト:7着 (8)インユアパレス:9着 |
| 対 | 3 | (2)ロードフォンス:1着 (7)ダノンフィーゴ:3着 (3)オメガギネス:4着 |
| 相 | 2 | (15)カクチサントノーレ:10着 (6)マテンロウコマンド:11着 |
| 穴 | 3 | (12)マピュース:5着 (5)チカッパ:8着 (16)カクチフェブランシェ:12着 |
| 大穴 | 5 | (10)バトルクライ:2着 (4)アルファマム:13着 (13)メイショウカズサ:14着 (14)カクチネオトキオ:15着 (11)ケイアイドリー:16着 |
上位5頭は、1着ロードフォンス(対)、2着バトルクライ(大穴)、3着ダノンフィーゴ(対)、4着オメガギネス(対)、5着マピュース(穴)。
このように「上位人気+大穴の激走」が混ざると、馬連や3連系の配当が跳ねやすいので、ヒモ荒れ想定の買い方が有効です。
払戻金(100円)は、3連複:159,290円、3連単:1,660,430円(出典:JRA公式サイト)
上位入線馬メモ(1〜5着)
最後に、上位入線した1〜5着を中心にサクッと振り返り、「どんなレースだった?」のイメージを仕上げます。
6着以下は、もう一歩深掘りしたい方向けにまとめています。気になる方はあわせてチェックしてみてください。
ロードフォンス(1着)
先行で上りA(35.5)。2着とは0.2差の1着。
上り上位で着順上位に入り、押し切った。
- 脚質:先
- 上り:A(35.5)
- 人気:対(単13.2/複2.8~4.1)
バトルクライ(2着)
追い込みで上りS(34.8)。1着とは0.2差の2着。
上り最速で着順上位に入り、馬券内に届いた。
- 脚質:追
- 上り:S(34.8)
- 人気:大穴(単150.9/複17.8~27.6)
ダノンフィーゴ(3着)
差しで上りA(35.4)。1着とは0.2差の3着。
上り上位でも着順上位に入り、馬券内に残した。
- 脚質:差
- 上り:A(35.4)
- 人気:対(単7.2/複2.0~2.9)
オメガギネス(4着)
差しで上りB(35.6)。1着とは0.4差の4着。
上り中位で、馬券内には届かなかった。
- 脚質:差
- 上り:B(35.6)
- 人気:対(単8.9/複2.3~3.4)
マピュース(5着)
追い込みで上りA(35.4)。1着とは0.5差の5着。
上り上位も、届き切らず馬券内には届かなかった。
- 脚質:追
- 上り:A(35.4)
- 人気:穴(単25.9/複6.1~9.2)
エンペラーワケア(6着)
先行で上りB(36.2)。勝ち馬から0.5差の6着。
- 脚質:先
- 上り:B(36.2)
- 人気:本(単3.9/複1.5~2.1)
ウェイワードアクト(7着)
逃げで上りC(36.4)。勝ち馬から0.6差の7着。
- 脚質:逃
- 上り:C(36.4)
- 人気:本(単5.0/複1.6~2.2)
チカッパ(8着)
差しで上りB(35.7)。勝ち馬から0.6差の8着。
- 脚質:差
- 上り:B(35.7)
- 人気:穴(単40.0/複7.3~11.1)
インユアパレス(9着)
先行で上りB(36.2)。勝ち馬から0.7差の9着。
- 脚質:先
- 上り:B(36.2)
- 人気:本(単3.9/複1.4~1.8)
カクチサントノーレ(10着)
先行で上りC(36.5)。勝ち馬から0.9差の10着。
- 脚質:先
- 上り:C(36.5)
- 人気:相(単19.1/複5.7~8.6)
マテンロウコマンド(11着)
先行で上りC(36.7)。勝ち馬から0.9差の11着。
- 脚質:先
- 上り:C(36.7)
- 人気:相(単26.6/複4.7~7.1)
カクチフェブランシェ(12着)
先行で上りC(36.5)。勝ち馬から1.1差の12着。
- 脚質:先
- 上り:C(36.5)
- 人気:穴(単32.8/複6.1~9.3)
アルファマム(13着)
追い込みで上りB(36.1)。勝ち馬から1.2差の13着。
- 脚質:追
- 上り:B(36.1)
- 人気:大穴(単65.0/複8.2~12.5)
メイショウカズサ(14着)
追い込みで上りA(35.5)。勝ち馬から1.3差の14着。
上り上位も、届き切らず馬券内には届かなかった。
- 脚質:追
- 上り:A(35.5)
- 人気:大穴(単216.1/複31.8~49.4)
カクチネオトキオ(15着)
追い込みで上りB(36.1)。勝ち馬から2.3差の15着。
- 脚質:追
- 上り:B(36.1)
- 人気:大穴(単207.2/複28.1~43.7)
ケイアイドリー(16着)
差しで上りD(37.8)。勝ち馬から2.5差の16着。
- 脚質:差
- 上り:D(37.8)
- 人気:大穴(単284.7/複42.0~65.4)
全頭結果まとめ(脚質・上り・人気)
全頭の結果を、脚質・上り・人気でサクッと見渡せるようにまとめました。
気になった馬を拾いながら、「どんなレースだった?」を最後にもう一度整理するヒントにしてみてください。
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気分類 | 脚質 | 逃 | 先 | 差 | 追 | S | A | B | C | D |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 7 | 1 | ウェイワードアクト | 本 | 逃 | ● | ● | |||||||
| 1 | 2 | ロードフォンス | 対 | 先 | ● | ● | |||||||
| 4 | 3 | オメガギネス | 対 | 差 | ● | ● | |||||||
| 13 | 4 | アルファマム | 大穴 | 追 | ● | ● | |||||||
| 8 | 5 | チカッパ | 穴 | 差 | ● | ● | |||||||
| 11 | 6 | マテンロウコマンド | 相 | 先 | ● | ● | |||||||
| 3 | 7 | ダノンフィーゴ | 対 | 差 | ● | ● | |||||||
| 9 | 8 | インユアパレス | 本 | 先 | ● | ● | |||||||
| 6 | 9 | エンペラーワケア | 本 | 先 | ● | ● | |||||||
| 2 | 10 | バトルクライ | 大穴 | 追 | ● | ● | |||||||
| 16 | 11 | ケイアイドリー | 大穴 | 差 | ● | ● | |||||||
| 5 | 12 | マピュース | 穴 | 追 | ● | ● | |||||||
| 14 | 13 | メイショウカズサ | 大穴 | 追 | ● | ● | |||||||
| 15 | 14 | カクチネオトキオ | 大穴 | 追 | ● | ● | |||||||
| 10 | 15 | カクチサントノーレ | 相 | 先 | ● | ● | |||||||
| 12 | 16 | カクチフェブランシェ | 穴 | 先 | ● | ● |
あわせて見たいレース
根岸ステークス2026の内容を整理したら、他のレースもあわせて見ると、展開や傾向を比較しやすくなります。
レースによる違いを確認したい方は、下の回顧記事もあわせてご覧ください。
シルクロードステークス2026(GIII)
同じ週に行われた重賞なので、同時期の結果の出方を比較しやすいレースです。
上りの出方と上位人気がどこまで走ったかに注目すると、レースの色の違いがつかみやすくなります。






